【解決】リハビリ職は勉強会に行かなくても実技を学べます【PTOTST】

新人セラピストの悩み

  • 勉強会に行かないと実技は学べないの?
  • 学会で実技を学ぶことはできるの?
  • 実技が上手くなる近道を教えて

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

新人セラピストにとって、不安要素の1つが「実技」ですよね。

なお、ここで扱う実技は評価技術や介助技術ではなく、治療技術とさせていただきます。

結論ですが、勉強会に行かなくても実技は学べます。どうすれば勉強会に行かずに実技を習得できるのか、あなたの悩みを解決していきましょう。

目次

勉強会に行かなくても実技は「本」で学べます

勉強会に行くか悩む前に、本、読んでますか?

本は最高のまとめ、まずは読むべき

まずは悩んでいる分野の本を読んでみてください。リハビリ業界にはその道のプロがいます。脳卒中のプロ、整形外科のプロ、偉大な先人たちが研究し実践し、効果判定したノウハウや正しい知識が本には詰め込まれています。

本の多くは1冊5000円前後で買えますし、先輩や同僚に借りてみるのも一つです。

勉強会に参加すると、1日のセミナーで1万円。オンラインセミナーでも本の代金と変わらない程度の金額がします。

ですが、本を買うとあなたの資産になりますし繰り返しみることができます。勉強会に行くよりもはるかにコスパ良く学べます。

新人は勉強会に行くな、満足して終わる

勉強会に行く弊害があります。それは行って満足してしまうこと。中にはセミナー内容を活かし、仮説→検証を繰り返せるエリートもいますがごく一部です。

勉強会に行くと、休日返上で勉強した気になってしまいますが大事なのはその前後です。その疑問はセミナーでないと解決できなかったのか?まず本を読んで実践してみたのか?もしセミナーに参加しても、臨床に活かせるかは別物です。

本を読んだら即実践、同僚の身体を使え

本で読んだ内容は即実践してください。勤務先で読んだら同僚、家で読んだら家族。とにかく即実践してみることが大事です。もちろん最初はうまくいきません。何度も繰り返すことが大事です。何度も繰り返すことであなたの技術の精度や再現性は格段にアップしますよ。

学会は実技を学ぶ場所ではありません

前提、学会は実技を学ぶ場所ではありません。あくまで学術集会です。

リハビリの学会では、その分野に興味のある人が集まり、最新の情報を得たり意見交換ができます。そして研究者や学者などその道の最先端の人を招きシンポジウムを行ったりします。

まれに治療技術集会のようなものもありますが、そのような集会でない以上、学会での実技習得はそもそもの目的とは異なってくるでしょう。

実技上達の近道は基本にある

みんな気づいてることですが、1番後回しにしたいことです。働き出したら何か裏技のような実技があるんじゃないかとか、目の前の患者さんをよくするテクニックがあるんじゃないかと探してしまいますよね。ですがちゃんと頭ではわかってるんです。解剖学や生理学、運動学などの基本を抑えるのが1番大事だと。

機能解剖から逃げるな

実技を取得する1番の近道は「機能解剖学を適切に理解すること」これに尽きます。

座学と実技を分けて考えがちですが優劣がつけれないほどどちらも大事です。

まずは徹底的に機能解剖学を理解しましょう。

触診を舐めるな

「そんなエビデンスもない技術いらないでしょ?」「立たせたり歩かせたりする方が大事でしょ」そんな声も聞こえてきそうですが、明確に否定しておきます。準備運動なしで動けますか?的確に筋肉をわかっていないストレッチに効果はありますか?痛みを放置して動かしますか?もちろん動かすことも大事ですが、その効果を最大限に高めるためにはセラピストの手は非常に重要な役割を担っているんです。

目の前の問題を解決することが大切です

日々臨床を過ごしていると、目の前の患者さんの小さな疑問をつい放置してしまうこともあるでしょう。ですが、
日々の臨床の疑問解決を行い誰よりも丁寧に目の前の患者に向き合う!が大事になってきます。

まずは本を開くところからスタートしてみてください。

実技は「本」で学ぶことができます。

最後に:環境が大事

実技や知識の向上は自己責任といえばそこまでですが、周囲の環境が与える影響は計り知れないほど大きいです。特に最初に就職した職場はそこが基準になりますし、外に出ないとそこのトップ以上のセラピストにはなれません。

もし今の職場環境に少しでも不満があるのなら、勉強会で外の世界を知るのもいいきっかけになります。

また、職場がしんどい場合は無理する必要はありません。早期転職も検討しながらあなたのキャリアと向き合ってくださいね。

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