【仕事】部署内勉強会の資料作成は業務ではないのか?【PTOTST】

当番制で回ってくる勉強会。
「その資料作成は業務じゃないの?」

セラピストなら、こんな経験あると思います。

この問題を考えるには、
仕事と自己研鑽について考える必要があります。

これに関して、私の見解を示したいと思います。

私は総合病院で作業療法士として6年勤務後退職、
現在では『セラピストの地図』を運営しています。

セラピストの疑問や悩みを解決できる
場になればと思っています。

目次

勉強会は仕事?

これに関しては、
「仕事の場合もある」という言い方になります。

なぜなら、その勉強会の主催者が誰か、
参加は自由か強制か、
というところが大事になるからです。

仕事にならない場合

仕事にならないのはどんな場合なのか?

それは1社員が主催した場合や
みんなで声をかけ合って自主的に行った場合です。

例えば、先輩セラピストが
後輩セラピストを数人集めて
触診の勉強会をした。

仲間内で朝早く出社して
30分の勉強時間を設けている。

などです。

これはあくまで自主的な取り組みなので
自己研鑽の枠内です。

仕事になる場合

仕事になるのはどんな場合なのか?

これは、会社(病院)が主催していて、
社員教育のカリキュラムとして必要な場合や、
参加が義務付けられている場合となります。

もちろんこの場合は、
その勉強会のための資料作成も
業務上必要なことなので
仕事と言えるでしょう。

仕事か仕事でないかのポイントは、
会社(病院)の指示
参加義務があるか
この2点になてきそうです。

リハビリテーション科における勉強会は?

リハビリテーション科は
他職種と比較しても勉強会が多い部署でしょう。

勉強会だけではなく、症例検討も入れれば
必ず毎週何かがある。

それくらいの頻度で行われています。

しかもその多くが、業務ではなく
自己研鑽の枠内で行われているのです。

ここに関しては、完全に仕事か
自己研鑽かを分けるのは難しいでしょう。

なぜなら医療職である以上、
必要最低限の医療の提供は
義務とも捉えられるからです。

あとは、その会社(病院)が
どの水準のレベルを求めているかです。

会社(病院)が求める水準があるのであれば
それに向かって教育体制を組まなければいけません。

当然、そのための勉強会は
義務になりますし、仕事の範囲になるでしょう。

資料作成も同様の考えになります。

まとめ

勉強会が仕事か自己研鑽か、
資料作成が仕事か自己研鑽かは
主催がどこか?参加義務はあるか?
この2点がポイントになります。

当番制で回ってくる勉強会の場合は
参加の義務がない場合が多いので
自己研鑽扱いになるでしょう。

もしそこに自己研鑽の価値を見出せないのであれば
参加せず自分の時間に当てればいいと思います。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事が気に入ったら友達にシェアしよう

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次